レインボープロジェクト(Rainbow Project)
  7つの政治理念と基本政策

地球環境保全・・・人類の生命活動の「土台」は地球の自然環境保全であり、かけがえのない地球を守ります。


平和的共生・・・日本国憲法第九条は“世界遺産”であり、日本が諸外国と共生する平和外交の礎(いしずえ)です。


社会的公正・・・“格差社会”を根本的に是正するため、労働者間格差や男女間格差など不公正の是正に努めます。


多様性の尊重・・・生命進化の歴史は“多様化の歴史”であり、多様性を尊重した教育改革を進めます。


健康長寿・・・健康長寿はすべての地域住民の願いであり、医療・健康・福祉の三位一体で健康寿命の延伸を図ります。


新産業創造・・・雇用の確保こそが人口維持の要であり、地域の経済基盤を支える新産業の創造に取り組みます。


防災と減災・・・環境異変で災害のリスクが増大しており、地域住民の生命と財産を守る防災・減災施策を充実させます。





「リベラル」とは、社会的公正と多様性を尊重する自由民主主義のことです。歴史的には1930年代の米国で始まり、現在の米国
民主党の政治理念になっています。




憲法九条改正私案
私たちは現行の条文は一字一句残し、必要な条文を書き足す「加憲」という立場をとっています。
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 3.平和的生存権および自衛権は人類普遍の固有の権利であり、国際平和、国家の主権および領土・領海・領空、国民の生命・財産を守るために自衛隊を置く。個別的自衛権の行使には国会の承認が必要であり、集団的自衛権の行使には国連の安全保障理事会への報告と承諾を必要とする。 4.被爆国として核兵器の無い世界を主導するため、「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」の非核三原則を永久に保持する。
<解説> 現在の日本国憲法は国の最高法規であり、主権者である国民の権利・自由を守るため、国家権力に“縛り”をかけることで人権を保障しています。これを立憲主義と言います。しかし、自衛隊を保持しながら、それを規定する条文が欠落しているために、いわゆる“解釈改憲”が横行し、なし崩し的に拡大解釈されて今日に至っています。それがついに明らかに憲法違反である「敵基地攻撃能力の保持」という前代未聞の閣議決定を生み出しました。私たちはリベラリストとして、社会的公正を著しく逸脱した決定に強く抗議しています。「武力による威嚇」は憲法九条で明確に禁じられているからです。
 自衛隊は他国を侵略する「軍隊」ではありません。また、自衛隊が保持する防衛装備は、国民の生命と財産を他国からの侵略やテロ活動から守るための国際的な“警察装備”です。他国を侵略したり攻撃する「戦力」では決してないのです。警察官が犯罪者から身を守るために拳銃を携行することと同義です。自衛隊が当初、「警察予備隊」と呼ばれていたことからも、警察組織の延長戦上に置かれた防衛組織であることは明らかなのです。日本の平和と秩序を維持し、国際平和と公共の福祉を保障するため、国際社会における警察力を補うために置かれたのが自衛隊なのです。
 また、国際法上の集団的自衛権は国連憲章51条に規定されており、日本も国連加盟国として、それに拘束されています。国連憲章51条は「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際平和および安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的または集団的自衛の固有の権利を害するものではない」と規定しています。
 日本国憲法は三大原則から成り立っています。国民主権(主権在民)、基本的人権の尊重、平和主義の三本柱ですね。日本国憲法の前文を読み返してみて下さい。

 日本国憲法前文
 日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民と協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらはこれに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和の内に生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけて、全力をあげて崇高な理想と目的を達成することを誓う。


 日本を絶対に新たな「戦前」にしてはなりません。